2016年9月24日　シリーズ「意味再構成」ご感想

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グリーフケア～はじめの一歩から続くシリーズセミナーは、
全5回で構成しています。

「グリーフ・喪失とは」
「意味再構成」
「聴くこと・語ること」
「家族とは」
「死生観」
というラインナップで知識と自分を繋げていきます。

毎回承諾のとれたご感想を掲載させて頂きます。
ivyのセミナーに来た方が掲載を承諾してくださるのは、
“今まだひとりでしんどい方に届くなら”
という参加者さんの想いから。

寄り添うという気持ちは本当に美しい、
私の繋がっていきたいという想いにも賛同してくださるの。

今日は感想だけでなく、
この方が私に伝えてくださったことをご紹介しますね。

浅原さんをインターネットで知って、
しんどかった時期で・・発信していることが響きました。

新しいものに出会えるんじゃないかって感じました。

それは私にとって光。まさに一筋の光が差し込んだ。
この人に会いたい、どんな話をされるんだろう。

そう思って、静岡に足を運びました。
初めは「会えたっ」って。

そうしたら・・ずっと笑顔でいてくれた。

ああ、この方は覚悟されたんだなって。
覚悟の笑顔なんだなって。

私もそうなれるかなって。なりたいなって。

人は人生の様々な時期に“喪失”に出逢う。
人間の一生は獲得、進歩、成功だけでは語れない。
“喪失”をいかに意味づけるかが重要になり、
人生のポジティブな部分だけではなくネガティブな部分も視野に入ってくる。
「ものがたり」の力で現在や未来の生の意味付けを、
変えていくことは大事だと思う。

死者として存在させて、自分の人生を生きていく。
真っ白になってしまったページに、
新しい物語をかいていけるようになりたい。

ちょっぴり照れくさい、てへ♪
けれど、
とても嬉しいお言葉をたくさん頂いて。

私の伝えた言葉は、
「もう描き始めているんじゃない？」

ハッとした表情をされました。
泣き顔も、最近は笑顔もたくさん見たけど、
このハッとしたお顔が一番印象的かも。

笑顔はまだ自然に笑ってないって、
御自身が言っているもんね。

再構成は新しい物語を紡ぐことで、
確かに言葉は大事な要素でもあるけれど・・
言葉で言えなければならないということではないのだと思う。
（言えたら隙間ができるから大事、とは思っている。）

ivyにいらっしゃる方が口々に仰る、
「静岡って初めて来ました。」
「こんな何回も静岡に足を運ぶなんて思ってなかった。」
そんな足跡もその方の軌跡です。

真っ白になったページには・・
言葉だけでない、
いろんなものが書き込まれていくんだよ。

以前のこのふたつの記事を思い出してくれたら嬉しい。

曖昧な場所でゆらゆらと輝くもの。

点を思い出す。

書き込まれていくいろんなものは、
色でもいい、路線図でもいい、
いっそivyで感じる空気でもいい。

強い自分になるためでなくともいいんだよ。

“人は弱い”でもいいじゃないか。

シリーズまで辿りついた人は、
一緒にここを信じていけるようになる。

この方の紡いだ言葉もまた誰かに届いていくの。

私は人の生きる力を信じています。

シリーズセミナーへの入り口になる、
グリーフケア～はじめの一歩の次回は10月です。

会いにきてね。

2016年10月15日　グリーフケア～はじめの一歩